コラム
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2026.8.24
【現役セラピストが教える】ストレートネック改善ストレッチ5選
スマホやパソコンを見る時間が長く、夕方になると首や肩がずっしり重い。
そんな毎日に取り入れたいのが、ストレートネックを意識して首まわりをやさしく整えるストレッチです。
首・肩まわりは、「あご引き」「首の後ろ伸ばし」「胸を開く」「肩甲骨まわし」「タオルリセット」の5つの動きで、座ったまま手軽にケアできます。
ストレートネック気味の状態では、前に出た頭を支えるために首の後ろや肩がこわばり、胸や背中も縮こまりやすいと考えられています。
そのため、首だけを伸ばすのではなく、首・肩・胸・背中までバランスよく動かすことがポイントです。
この記事では、現役セラピストの視点から、ストレートネックの基本的な考え方やセルフチェック、5つのストレッチ、ストレッチ後のチェック方法、無理なく続けるためのコツをご紹介します。
ストレートネック(スマホ首)とは?首こり・肩こりとの関係
ストレートネックとは、本来ゆるやかにカーブしている首の骨(頸椎)のラインが浅くなり、まっすぐに近づいた状態を指す言葉として一般的に使われています。
スマホを見る時間が長い現代では、「スマホ首」と呼ばれることもあります。
背景のひとつとして考えられているのが、うつむいた姿勢の積み重ねです。頭が前に傾くほど首や肩への負担が大きくなるとされ、下を向いた姿勢が長時間続くと、首の後ろや肩まわりにこわばりを感じやすくなると言われています。
次のような場面に心当たりがある方は、日常生活の中で首まわりに負担がかかりやすくなっているかもしれません。
・スマホやパソコンを長時間、下を向いて見ている
・デスクワークで同じ姿勢が続く
・気づくとあごが前に出ている
・首こりや肩こりが慢性的に気になる
・猫背や巻き肩を指摘されたことがある
ストレートネックは日々の姿勢のクセと結びつきやすく、首こりや肩こりにも関係していると考えられています。
まずは普段の姿勢や首・肩の状態を確認しながら、無理のない範囲でセルフケアを取り入れていきましょう。
まずはスマホ首セルフチェック|ストレッチ前の状態を確認しよう
ストレッチを始める前に、現在の首や肩の状態を確認しておきましょう。
ケアの前後で状態を比べることで、自分に合った動きに気づきやすくなります。数値ではなく、「動かしやすさ」や「軽さ」といった身体の感覚を目安にするのがポイントです。
チェックするのは次の4つです。
1.首を前後に動かす
うなずくように首を前へ動かし、次にゆっくり上を向きます。突っ張りや重さの程度を覚えておきましょう。
2.首を左右に向ける
正面を向いた状態からゆっくり左右を向き、どこまで楽に動かせるか確認します。
3.肩の重さを確認する
肩を軽く上下させ、こわばりや重さがないか意識してみましょう。
4.あごの位置を見る
鏡を横から見て、あごが前に出ていないか確認します。
痛みが出るところまで無理に動かす必要はありません。「今日は右側が重い」「上を向きにくい」など、現在の感覚を覚えておくだけで十分です。
現役セラピストが教える|スマホ首を整える5つのストレッチ
ここからは、座ったままできる5つのストレッチをご紹介します。
それぞれ30秒程度を目安に、呼吸を止めず、気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。
首だけではなく、肩・胸・背中もバランスよく動かしていくのがポイントです。
5つのストレッチ早見表
呼吸を止めず、心地よく伸びるところでキープするのが基本です。
① あご引きエクササイズ(30秒)
前に出やすい頭の位置を、無理なく整えることを目的としたエクササイズです。
頭が前に出た状態が続くと首の後ろに負担がかかりやすいため、まずはあごの位置を意識するところから始めます。
背筋を軽く伸ばして正面を向き、あごを後ろへスライドさせるように引きます。「軽く二重あごをつくる」ようなイメージで行うとわかりやすいでしょう。
首の後ろがやさしく伸びる位置で3秒ほどキープしたら、力を抜いてゆっくり戻します。
強くあごを引きすぎず、反動をつけずにゆっくり動かすのがポイントです。デスクワークの合間にも取り入れやすいエクササイズです。
② 首の後ろ伸ばし(30秒)
首の後ろのこわばりを、やさしく伸ばしていくストレッチです。
両手を頭の後ろに軽く添え、あごを少し引いてから、頭をゆっくり前へ倒します。
このとき、手で頭を強く押さないように注意しましょう。手はあくまで添える程度にし、頭の重さを使って自然に首の後ろを伸ばします。
呼吸を止めず、グイグイと引っ張るのではなく、気持ちよく伸びる位置でじんわり待つイメージで行ってください。
③ 胸を開くストレッチ(30秒)
丸まりやすい背中と胸まわりを開くストレッチです。
ストレートネックが気になる方は、胸まわりが縮こまっていることも多いと言われています。
両手を身体の後ろで軽く組み、肩甲骨を寄せるようにしながら胸を斜め上へ開きます。
首は反らしすぎず、目線は自然に前へ向けましょう。
呼吸を続けながら、胸まわりが気持ちよく開いている感覚を意識します。猫背や巻き肩が気になる方にも取り入れやすいストレッチです。
④ 肩甲骨まわし(前まわし15秒・後ろまわし15秒)
首・肩まわりを大きく動かし、姿勢を整えやすくするためのエクササイズです。
両手をそれぞれの肩に軽く添え、ひじで大きな円を描くように回します。
まずは前方向へ15秒、その後、後ろ方向へ15秒ほど回しましょう。
肩だけを小さく回すのではなく、肩甲骨から大きく動かすことを意識するのがポイントです。
後ろへ回すときには自然と胸が開きます。前の「胸を開くストレッチ」と同じように、胸まわりが広がる感覚を意識してみてください。
⑤ タオルで首・背中リセット(30秒)
最後は、タオルを使って腕から背中まで大きく伸ばしていきます。
タオルの両端を持ち、腕を身体の前から頭の上へゆっくり持ち上げます。
このとき、肩が耳のほうへすくまないように注意しましょう。肩を下げた状態を意識しながら胸を開き、背中が気持ちよく伸びる位置を探します。
無理に腕を後ろまで倒す必要はありません。心地よく伸びる位置で止めれば十分です。
余裕がある場合は、腕を上げた状態から身体を軽く左右へ動かしてみましょう。体側から背中まで広く伸びる感覚を得やすくなります。
アフターチェック
5つのストレッチを終えたら、最初に行ったセルフチェックをもう一度行ってみましょう。
確認するポイントは、ストレッチ前と同じ4つです。
・首を前後に動かしたとき、動かしやすくなったか
・首を左右に向けたとき、楽に動かせるようになったか
・肩の重さやこわばりに変化があるか
・横から見たときのあごの位置に変化があるか
最初の状態と比べて、少しでも「動かしやすい」「軽く感じる」といった変化があれば、その感覚を覚えておきましょう。
一度で大きな変化を求める必要はありません。日々の姿勢のクセは積み重ねによる影響も大きいため、無理なく続けていくことが大切です。
スマホ首ケアを習慣にする3つのコツ
ストレッチは一度だけ行うより、日常生活の中でこまめに取り入れていくことが大切です。
長時間同じ姿勢が続くと首や肩に負担がかかりやすくなるため、仕事やスマホを見る時間の合間に身体を動かす機会をつくりましょう。
1.スキマ時間に取り入れる
毎回5種類すべてを行う必要はありません。
スマホを長時間見たあとや仕事の休憩時間などに、1〜2種類だけ行う方法でも構いません。
2.タオルを見える場所に置く
ストレッチに使うタオルをデスクや椅子の近くなど、目につきやすい場所に置いておくのもひとつの方法です。
目に入る場所に置くことで、セルフケアを思い出すきっかけになります。
3.完璧を目指さない
「毎日5種類すべて行わなければ」と考えると、続けること自体が負担になってしまいます。
「今日は①と④だけ」という日があっても問題ありません。
無理なく生活の中に取り入れ、気持ちいいと感じられる範囲で続けていきましょう。
セラピストという、身体に寄り添う働き方
首や肩の重さをやわらげ、お客様の毎日に寄り添う。セラピストは、身体をケアする技術を通して人に喜ばれる仕事です。
こうしたセルフケアの土台にあるのも、「その人の身体の状態に合わせて向き合う」という考え方です。
セラピストは、お客様一人ひとりの身体に触れながら、その日の疲れや身体の状態に合わせて施術を行います。
身体をケアする仕事や、セラピストという働き方に興味がある方は、ラフィネグループの説明会もぜひチェックしてみてください。






